2012.12.22
こんにちは、家族の森です。
11月の屋根吹き替えと、小屋裏改修工事の様子をお伝えしたいと思います。
大きな屋根が優美な瓦屋根のお宅です。
小屋裏に増築した子供部屋が夏は暑くて大変です。
瓦の葺き替えと、断熱をしてほしいとのご依頼でした。
物入れの断熱材は、垂れてきていました。
小屋裏の形の子供部屋でした。
小屋裏の天井、壁をはがし、グラスウールを撤去します。
熱損失の大きい天窓も撤去します。
足場を組んで飛散防止シートで覆い、瓦を撤去します。
瓦を撤去すると土がたくさんでてきました。
土嚢袋にたくさんの土が入っています。
広い屋根のルーフィング、野地板をはがすと骨組みだけになりました。
垂木の上に遮熱シートを敷き、また垂木で挟み、野地板(構造用合板)を貼ります。
遮熱シートの内側は、捨て貼りをして、発泡ウレタンが吹き付けられるので、高い断熱効果が期待されます。
野地板の上に雨からお家を守るルーフィングを張ります。
ルーフィングが張られました。
S様は、和瓦と軽量瓦を比較検討された結果、軽量瓦に決定されました。
軽量瓦はウッディシンプルセラコートです。
陶器瓦と比べて強靭で、耐衝撃に強く、防水性能も優れています。
軽量な瓦は、重い瓦と比べると耐震性能が高くなります。
弊社モデルハウスもこの瓦です。
庇、樋も新しく交換します。
水切りが何重にもあった部分の壁が露出されたので、左官工事をします。
左官工事の後に、外壁の色に合わせた塗装をしています。
屋根の内側の遮熱シートが見えています。
発泡ウレタンを吹き付けるため、捨て貼りをしています。
発泡ウレタンが吹き付けられました。
軽量で、隙間もできにくく、高い断熱効果があります。
発泡ウレタンの上にボードを貼っていきます。
物入れ部分も発泡ウレタンで吹き付けました。
天井、壁のボードが張り終わったら、パテ埋めをして、クロス貼りをします。
照明、コンセント、クーラー等を取りつけて完成です。
床も新しくなり、気持ちのいいお部屋になりました。
1か月近く雨を恨めしく思いながらの工事でした。
S様、近隣の皆様、ご協力本当にありがとうございました。