News新着情報

【建築中】熱損失を抑えたエコロジカルな住まい

2024.08.10

(外構工事打ち合わせ中CGパース)

分野は違えど建築設計に携わるお施主様のお住まいを、奈良県でも少し寒い地域(地域区分5)に建築させていただきます。

土地探しの段階から住まいづくりについて何度も打ち合わせを重ねました。その中で、高性能にすることは大切だが、コストを掛けてHEAT20 G2レベルを確保するのではく、弱点の少ないプランにすることで、ナチュラルに高性能が実現できる家をお勧めする家族の森の家づくりに共感していただきました。お施主様のご要望と家族の森の想いが合致し、地元の材で建てる環境負荷を低減するエコロジカルな住まいづくりの始まりです。

弱点の少ないプランとして、バルコニーを止めた総2階、用途や方角、周辺環境に応じ、トリプルガラスサッシの採用箇所を極力減らす、全館空調ありきの計画ではなく、ある程度ゾーニングし、家庭用エアコンを前提とした空調計画とする等、理想を整理され、設計に進みました。その後、熱損失を抑えた住まいなら全館空調を採用することで家中の温度差の少ない暮らしも無理なく実現できることに魅力を感じていただきパッシブエアコンを採用されることになりました。

長期優良住宅申請時の住宅性能は、外皮平均熱貫流率(UA値)0.43W/㎡k 断熱性能等級6 一次エネルギー消費量等級6 耐震等級3です。

HEAT20 G2の基準は地域区分が5の地域はUA値0.34W/㎡kですが、数値だけにとらわれるのではなく、家族の森がこれまでの培ってきた技術と、推奨するウレタン遮熱工法の併用で数値以上の快適なお住まいになります。

 

基礎工事

基礎工事がはじまりました。

日本住宅保証検査機構(JIO)による配筋検査です。
鉄筋が図面通り施工されているか第三者機関がチェックします。
設計の先生も立ち会いました。

全館空調パッシブエアコンを採用されたため、基礎断熱になります。
べた基礎の上と建物外周に断熱材を敷き詰め、床下からまるごと保温しています。

全館空調についてはこちらをご覧ください。

省エネ全館空調「パッシブエアコン」

上棟

上棟日、奈良県吉野郡の吉野桧、吉野杉が、土台、柱、梁、羽柄材等にプレカットされて運ばれてきました。
吉野の森で大切に育ててこられた美しい材が、奈良県内で住まいに生まれ変わります。

美しい吉野桧の柱、梁、吉野杉の梁、間柱、垂木まで吉野材がふんだんに使用されています。

 

小屋組まで建ちあがりました。

屋根の垂木の上に遮熱シートを貼ります。

ウレタン遮熱工法は外部の熱線(輻射熱)の約95%以上反射するため室内側は外気の影響をほとんど受けません。

また、室内側で作られた冷気・暖気を外部にほとんど放出せず、蓄熱・保温するため省エネ効果は絶大です。

ウレタン遮熱工法についてはこちらをご覧ください。

【断熱と遮熱の違い】新しい断熱基準に合わせた家づくりとは

木工事

外壁のそとがわにもウレタン遮熱シートを貼ります。

室内側には発泡ウレタンを吹き付けています。

完成

建物が完成しお引渡しとなりますが、外構工事は続きます。

 

吹き抜けと大きな窓で明るく開放的なLDKです。

 

ハンセムキッチンとカップボードはすっきりスマートな収納

 

ハンセムの洗面化粧台は希望のサイズに合わせて作成しました。

室内窓があるため閉鎖的にならない玄関ホール

土地を探すところから長期にわたり住まいづくりのお手伝いをさせていただきました。

住まいの性能や構造についていろいろなお話をしながら今日まで楽しくおつきあいさせていただき本当にありがとうございます。

 

外構完成

 

外からの視線を遮りつつリビングとつながるタイルテラス

お手入れが楽で住まいの雰囲気に合わせた外構をご提案


地震に強く、環境や人には優しい「住み心地No.1」の家を建てています。

最高ブランド材である奈良の『吉野材』を軸に据えた、上質で長持ちする住まい。

断熱だけでなく、遮熱と共に夏冬の快適さを約束する『ウレタン遮熱工法』、省エネでありながら静かで体にやさしい全館空調「F-CON・パッシブエアコン」を導入。

もちろん耐震等級3をクリアし、ZEHやHEAT20・G2基準といった次世代基準のSDGsに貢献する家を実現。

家族の森は伝統が支えてきた建材と最新技術を駆使しながら、「人が住む」ことに真摯な姿勢で家づくりをしています。

ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。

~◇~◆~施工エリア~◆~◇~
奈良県全域・京都府南部 中心 他地域の方もお気軽にご相談ください。

奈良県の新築・リノベーション・リフォームの工務店 家族の森

関連記事

None found