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【建築中】ピクチャーウインドウの映える回遊動線自在の家

2022.12.27

10月 地盤・基礎~配筋

地盤改良は環境に優しいHySPEED工法を採用しています。
ハイスピードというのは作業時間が速い!という名称ではなく、工法を開発した社名に由来しています。

HySPEED工法では、強い地盤を環境に配慮した形で実現する優れた工法です。
既存の地盤改良工法のように金属製の杭を使わず、100%天然砕石パイルのみを使用します。
この工法では土壌汚染の懸念が無く、発がん性物質「六価クロム」の溶出による環境及び人体への影響が一切ありません。
また、砕石は産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)として扱われないので、将来取り除く必要もなく、その撤去費用がかからないという点でもエコな工法。

自社検査の後、JIO(日本住宅保証検査機構)による検査を受け、万全を期します。
住み心地No.1の家族の森の家づくりにおいても、家の安全性は何にも代えがたい優先事項です。
地盤に加え、配筋
量も他社と比べ多く、補強も頑丈に。

基礎の鉄筋の太さ、間隔、柱の位置や筋かいの取付状況等の確認。
綺麗に組まれた配筋ですが、確認
指摘があればその場で職人が修正できるよう、現場で一緒に立ち会いをします。
住宅瑕疵担保責任保険を適用するために必要な検査でもあります。

結束線のゴミや落ち葉などをキレイに撤去し、ベースコンクリートを打設していきます。基礎工事はこれで完了です。

11月 土台伏せ・床断熱

土台は最高銘木吉野材、桧を使用しています。
桧は伐採以降、時間をかけて強度を増していくという、建築に特化したような特性を持ち、日本では法隆寺をはじめとし、寺社仏閣の代表的な樹種として用いられるほどです。
家族の森ではどの家でも構造材に必ず吉野材を用います。
「永く住み継ぐ」を体現する耐久性のある木造建築として、欠かすことのできないこだわりです。(詳しくはこちら

床材を下から支える大切な部位の1つに、「束(つか)」があります。
写真では、コンクリートと土台の間にある支えの部分ですね。
昔の家は木製が多いですが、シロアリの被害にあうケースがあります。
現在は強度の高い鋼製束で、「防蟻対策」も兼ねています。

木材の腐食を防止するため、コンクリートと土台の間には床下の換気性を確保するため「基礎パッキン」という樹脂と石粉の高耐久複合材を挟み込みます。
こうすることで土台にカビが生えず、基礎の強度も確保することができます。
さらに、床下にネズミ等の小動物が入るのを防ぐ「防鼠材」の設置も不要になります。

環境に優しい床断熱材を採用しています。
大引きの間に丁寧に敷き詰め、さらに隙間が出ないよう四方全周を気密テープで貼ります。
次に、断熱材の上に床合板を貼っています。大工さんが連携して手際よく進めているところです。

11月 上棟

上棟日は天候に恵まれました。
クレーン車を使って資材を随時大工さんへ届けているところです。

画角上、クレーンで吊り下げられてように見えますが偶然です。
透き通るような秋空の下、安全に注意しながら作業を進めています。

日本有数のブランド材である吉野材。
川上村で育った吉野桧と吉野杉から製材し、プレカット工場を経て柱として建築現場に届きます。
川上産吉野材の魅力についてはこちらをご覧ください。

朝から夕方にかけ上棟します。
屋根が出来上がり、特許工法のウレタン遮熱工法である遮熱シートを貼る頃には、西日が差し込んできました。

上棟式も行いました。写真に写っているお酒は、奉献酒といいます。
建物の四隅に塩とともにまき、お清めをするためのお酒です。
かつては、式の後宴席を設けて、お酒や料理が振る舞われましたが、
飲酒運転の厳格化や昨今の社会情勢上、上棟中その場で振る舞われることはありません。
施主様にお持ち帰りいただいております。
これからもしっかりと安全に作業を行い、施主様にご満足いただけるようなお家をつくっていきます。

金物・内装工事

スキップフロアのピクチャーウインドウがはめ込まれました。
紅葉時期に差し掛かったころで工事現場を彩ってくれます。

スキップフロアにニッチ、階段下に収納をつくります。
全体的に収納のゆとりのある家づくりになりましたが、こちらの収納スペースだけでもかなり奥行きがあります。
例えばルンバの基地にしたとしても、その他日用品の保管場所として十分な空間です。
お子様が大きくなると、かくれんぼで入り込みたくなるような場所ですね。

完工

完了検査中に正面から一枚。
ピクチャーウィンドウから冬空でも生き生きとした常緑樹が背伸びをしています。


地震に強く、環境や人には優しい「快適さNo.1」の家を建てています。

最高ブランド材である奈良の『吉野材』を軸に据えた、上質で長持ちする住まい。

断熱だけでなく、遮熱と共に夏冬の快適さを約束する『ウレタン遮熱工法』、省エネでありながら静かで体にやさしい全館空調「F-CON・パッシブエアコン」を導入。

もちろん耐震等級3をクリアし、ZEHやHEAT20・G2基準といった次世代基準のSDGsに貢献する家を実現。

家族の森は伝統が支えてきた建材と最新技術を駆使しながら、「人が住む」ことに真摯な姿勢で家づくりをしています。

ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。

~◇~◆~施工エリア~◆~◇~
奈良県全域・京都府南部 中心 他地域の方もお気軽にご相談ください。

奈良県の新築・リノベーション・リフォームの工務店 家族の森

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