熱損失を抑えたエコロジカルな住まい
【熱損失を抑えたエコロジカルな住まい】
分野は違えど建築設計に携わるお施主様のお住まいを、奈良県でも少し寒い地域(地域区分5)に建築するにあたって、土地探しの段階から住まいづくりについて何度も打ち合わせを重ねました。
その中で、高性能にすることは大切だが、コストを掛けてHEAT20 G2レベルを確保するのではく、弱点の少ないプランにすることで、ナチュラルに高性能が実現できる家をお勧めする家族の森の家づくりに共感していただきました。
お施主様のご要望と家族の森の想いが合致し、地元の材で建てる環境負荷を低減するエコロジカルな住まいになりました。
弱点の少ないプランとして、バルコニーを止めた総2階、用途や方角、周辺環境に応じ、トリプルガラスサッシの採用箇所を極力減らす、全館空調ありきの計画ではなく、ある程度ゾーニングし、家庭用エアコンを前提とした空調計画とする等、理想を整理され、設計に進みました。その後、熱損失を抑えた住まいなら全館空調を採用することで家中の温度差の少ない暮らしも無理なく実現できることに魅力を感じていただきパッシブエアコンを採用されることになりました。
長期優良住宅申請時の住宅性能は、外皮平均熱貫流率(UA値)0.43W/㎡k 断熱性能等級6 一次エネルギー消費量等級6 耐震等級3です。
HEAT20 G2の基準は地域区分が5の地域はUA値0.34W/㎡kですが、数値だけにとらわれるのではなく、家族の森がこれまでの培ってきた技術と、推奨するウレタン遮熱工法の併用で数値以上の快適なお住まいになります。
吹き抜けと大きな窓で明るく開放的なリビングです。
外からの視線をさえぎりつつリビングとつながるタイルテラス
室内窓があり閉鎖的にならない玄関ホール
ハンセムの洗面化粧台は希望のサイズで作成できます
ハンセムのキッチンとカップボードはシックでスマートな収納
関連記事
None found