Works施工事例

二階四層のユニークな二世帯住宅

「敷地内の1.4M高低差をどうするか?」

建設予定地の敷地内に高低差があっても何のその!
普通なら土地を平らにするでしょう。
しかし敷地を平坦にすると費用が高くなるので、施主さまのコスト負担を減らすべく「段差をそのまま利用する」ことを提案しました。

建築士と一緒に三人四脚で建てる家族の森では、逆境を創意工夫でメリットに変換していきます。
その結果、各世帯フロアに0.5階分の違いが生まれ、二世帯住宅ながら独立したユニークな空間を確保することに成功しました。

玄関だけが唯一共同となる二世帯住宅。
外観では四層を感じさせませんが、親世帯と子世帯が一階、二階で分かれてあります。
間仕切りがなくても段差で視界を遮り、疎外感なく程よい距離感が生まれます。

こちらのお住まいでも地産地消、最高級ブランドの吉野材を構造材から床までふんだんに使用しています。
家族の森では吉野材にこだわりをもって建てていますが、吉野かわかみ社中と流通システム連携を取り合うことでグッとコストを抑えて材を仕入れています。
(もし同じ吉野材を使って大手メーカーで建てるとかなりの価格帯になります)
最高に良い材を安心して使っていただき、次世代の森林環境を育むサイクルをこれからも続けてまいります。

玄関入って一階が、ご両親のお住まい。右側の階段を7段上がると子世帯のお住まいが広がります。
段差空間を活用した便利な収納スペースも確保しました。
また、こちらも標準仕様の「ウレタン遮熱工法」で、夏の暑さをカットし冬は暖かくした空気を逃さない工法です。
快適にお過ごしいただくために遮熱と断熱の相乗効果は欠かせません。

親世帯にの健康と居心地の良さを考えて「光冷暖」を設置。
エアコンを使わずに無風・無音。ホコリが舞い上がらず、静かに調温してくれる上に、省エネな優れものです。
健康リスクが減ると、同居生活もさらに安心して快適にお過ごしいただけます。

床材には吉野桧を採用。色目も美しく素足で歩きたくなる心地よさ。
小上がりの和室には光冷暖(FCON)用の珪藻土で自然素材たっぷり。
室内の温度、湿度環境はこの上なく快適で、建具造作の手作り感たっぷりのお住まいです。

二層目、家族が集まる憩いの場所では吉野桧の床に自然光が明るいLDK。

三層目のキッズコーナーはキッチンから様子がうかがえるような配置にしています。
階層が多いので子供たちは楽しそう♪大人から見ても「基地感」があり面白みのある個性的なフロアづくりになりました。
見せ梁が木の安らぎを視覚的に増幅させてくれます。

この階段は4段目までをオープン階段にし、職人手作りの細目のアイアン手摺りにすることで、吹き抜け空間のデザインバランスを壊さず存在感を出しています。
またこちらも段差を利用して収納量を大幅に増やしています。

憧れの檜風呂を身近に

子世帯の浴室は「ハーフユニットバス」。これは、バスタブと洗い場、下部分の壁のみ、ユニットバスセットになっています。
上半分のデザインは好みの素材を選んで組み合わせることが可能。
壁面を吉野桧で仕上げているので、入浴中にも桧の香りが楽しめます。
木の薫り成分である「フィトンチッド」の作用で・血圧を下げる・脈拍の乱れを整える・自律神経を安定させる・免疫力を向上させる・脳の活動を鎮静化させるなど、リラックス効果は絶大。

二階四層目子世帯のキッズコーナー。足に触れる吉野杉の床材がやわらかくいつまでも居心地のよい部屋です。
自然の景色も楽しめます。
育ち盛りの子供たちが素足で駆け回り、木の安心感の中すくすく育ってくれるのが楽しみですね。
こちらのお宅は10年後(2022年)、子供部屋を間仕切りリフォームもさせていだだきました。
新築からリフォームまで同大工が手掛けるので、ご安心いただけます。
ご両親の健康とお子様の成長を見守る環境が整ったお家になりました。

 

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地震に強く、環境や人には優しい「快適さNo.1」の家を建てています。

最高ブランド材である奈良の『吉野材』を軸に据えた、上質で長持ちする住まい。

断熱だけでなく、遮熱と共に夏冬の快適さを約束する『ウレタン遮熱工法』、省エネでありながら静かで体にやさしい全館空調「FCON・パッシブエアコン」を導入。

もちろん耐震等級3をクリアし、ZEHG2グレードといった次世代基準のエコな家も実現。

家族の森は伝統が支えてきた建材と最新技術を駆使しながら、「人が住む」ことに真摯な姿勢で家づくりをしています。

ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。

~施工エリア~
奈良県全域・京都府南部・大阪府(一部地域除く) 中心
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温かなこころ奏でる工務店 家族の森

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