竜田公園清掃活動

3年ぶりに開催「竜田公園清掃」

提携業者の皆様と行うモデルハウス前「竜田公園」の清掃を、三年ぶりに実施しました。
コロナ禍では一堂に会しての主催を控えていましたが、徐々にこういったイベントも再開していけたらと思います。

（家族の森スタッフ、大工をはじめ職人の方々、提携業者様の20数名での清掃活動）

世界遺産の街　斑鳩町の清掃

竜田公園は「紅葉の名所」として有名ですが、この季節は桜、夏は深緑と、四季折々の愉しみがあります。
ちょうど清掃の日の桜は満開。
昼のお弁当時には、みんなでお花見ができました。

斑鳩町は日本で初めて、世界遺産に登録された法隆寺のある地域。
地域清掃と世界遺産の保全には、深いつながりがあります。
世界遺産は、その地域の文化や自然、歴史を伝える重要な資産であり、世界中の人々が訪れる場所。
その保全には地域住民の協力が必要不可欠です。

公園の各所にも、この初の世界遺産登録を町の誇りとし、景観を美しく保ちましょうという旨のポップが貼られていました。
世界遺産はその規模や知名度から、多くの観光客を集めますが、観光客が多数訪れることによって、ゴミがたまりやすくなり、環境が悪化するオーバーツーリズムの問題もあります。
このような状況を防ぐためにも、地域住民が定期的に清掃活動を行い、世界遺産周辺の環境を清潔に保つことが必要です。
私たち家族の森のような地元に根差した企業が清掃活動に積極的に参加することで、世界遺産周辺の環境を清潔に保ち、訪れる人々に魅力的な場所を提供することができます。

法隆寺といえば、コロナ禍の収益減で昨年「世界遺産法隆寺ー1400年の歴史遺産を未来へー」と題し、クラウドファンディングによる募金を行ったことで話題になりました。
世界遺産法隆寺は私たち斑鳩町の住人にとって重要な存在です。
世界遺産が清掃だけでなく、クラウドファンディングのような時代に合ったシステムでも保全されることで、私たち斑鳩町や奈良県の地域経済や文化にも良い影響を与えてくれます。
恩恵を受けるだけでなく、自らの手で保全に加わることよって地域はさらに活性化され、地域文化が守られることにも繋がっていくと思います。

さてこの竜田公園、写真ではゴミ袋がたくさんに見えますが、これはほぼ全て雑草や落ち葉。
私たちが公園でゴミを目にすることはほぼありませんでした。
これも、日ごろからの地域の方々による清掃や、ポイ捨ての少なさの賜物です。

グローカルな取り組みとしての一環

昨年のブログでグローカルな工務店の取り組みについて考えてみました。
地域清掃とグローカルについてまず気づくのは、両者がやはり密接に関係しているということです。
地域清掃とは、自分たちが暮らす地域をきれいにすること。
しかし、今や私たちが住む地域は、世界遺産を通じて国内だけでなく世界的に繋がっている。
グローバル化が進展する現代社会において、地域清掃は「グローカル」という考え方を通じて新たな意味を持ってきています。

先のブログでも触れましたが、「グローカル」とは、グローバルとローカルを組み合わせた言葉です。
これは、グローバル化が進展する一方で、各地域の文化や風土が尊重される必要があるという考え方を表します。
つまり、グローバルな視野を持ちつつ、自分たちが住む地域の特徴や魅力を活かしていくことが求められるということです。

私たちが住む地域をきれいにすることは、間違いなく地球環境の保全に貢献できます。
また、今回のような地域の清掃活動を通じて、地元の方々と簡単なご挨拶を通じて交流することもできました。
国内外問わず、多くの人々が地域清掃に参加することで、地域魅力の伝播だけでなく、世界中で環境問題に取り組むグローバルなムーブメントを形成することができるでしょう。

今回清掃ご参加いただきました各関係者の方々、本当にありがとうございました。

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ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。

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