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打ち合わせと魔女の宅急便(2)

2022.07.11

最近はSNS等を駆使し、施主さまのイメージされる写真やカタログをお持ちになって、打ち合わせに来られる方も多くなりました。

(設計士の先生と直接打ち合わせ)

家族の森は注文住宅の中でも自由設計幅の広い工務店です🌳

例えばエアコンだけとってみても、従来型エアコン、無風・無音の「F-CON」、全館空調「パッシブエアコン」と、自由に採用できます。

家の商品グレードのような制限もないので、メーカーカタログからすべてを決める必要はありません。設備やアクセントに採用したいもの、いわゆる「施主支給」したいものがあれば、望むものを新居に取り入れていただけます🥰

前回ブログで、魔女の宅急便のキキとジジの物語の締め括りについて書きました。力の弱まったキキは、中盤でジジの声がわからなくなります。私は子供の頃、多くの方と同様に「魔女の力が弱まった=声が聴けなくなった」として捉えていました。

これについて宮崎駿監督は、公式コメントで答えを出しています。

「ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジが変わったからではなく、キキが変わったからである。そもそもジジの声はもともとがキキ自身の声であって、キキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまったのだ」

やはり中盤の時点でもはやジジの声(大人へと成長するための良心・理性の補完)は必要なくなった=自分自身に備わった、という見方です。

これまでキキのお客さんは、都会生活のスタートにあっては誰もかれも(おそのさん、デザイナー、古屋敷のおばあさんなど)考えられない程優しく、良心的でありました。

ですが、現実はそう生半可ではありませんね。キキが寝込むきっかけとなった、ご存知「ニシンのパイショック」です。

『魔女の独り立ち』をファンタジーとして見た時、「特別苦労も多いんだろうな…」という眼鏡を、私たちは気付かぬ間にかけさせられています。

しかし、『才能に依り、人と違う道を選んだ少女の独り立ち』と少し引いて見ると、「世の中そういうもんよ」という大人の声が聞こえてきそうです。

酸いも甘いも嚙み分けできる力、つまり社会人としての心構えは、魔女という「特殊技能生」にとっても、社会に出ていくために必要なエッセンスだというわけです。

そんなこんなで、多少なり社会の荒波にもまれ、精神的にも体力的にも疲労困憊でダウン。

寝込んで介抱してもらった後の、部屋を出るおそのさんとのやり取りが、この作品では最も光ります。

立ち去ろうとするおそのさんに、キキは、「おそのさん……ううん、何でもない」と言います。

今までのキキなら、母代わりのおそのさんにいっそう甘えきってしまうはずですが、なんとここでは、踏みとどまったのです。(おそのさんも察してか、一瞥にて部屋を立ち去ります)

社会人として独り立ちの気構え・土台が備わった瞬間です。

では、成長し理性と良心を備えたはずのキキが、なぜ回復後も飛べないままなのかという謎が残ります。

次回、完結です!ちゃんと家づくりと関係してます…😂読んでいただいてる皆様、ありがとうございます笑!(思った以上にアクセスがあって喜びです!)


地震に強く、環境や人には優しい「快適さNo.1」の家を建てています。

最高ブランド材である奈良の『吉野材』を軸に据えた、上質で長持ちする住まい。

断熱だけでなく、遮熱と共に夏冬の快適さを約束する『ウレタン遮熱工法』、省エネでありながら静かで体にやさしい全館空調「F-CON・パッシブエアコン」を導入。

もちろん耐震等級3をクリアし、ZEHやHEAT20・G2基準といった次世代基準のSDGsに貢献する家を実現。

家族の森は伝統が支えてきた建材と最新技術を駆使しながら、「人が住む」ことに真摯な姿勢で家づくりをしています。

ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。

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