大きな吹き抜けの木の家
「海外から家族の森と繋がる」
とある外国から、日本へとお引越しを決められた施主様。
海外でも指折りの金融都市に住まわれ、ご多忙な生活を送られていました。
そこから一転、テレワークも進む中でゆとりあるライフスタイルと住空間を求め、奈良の地に辿り着き居を構えることに。
日本への移住なので、土地探しからご一緒させていただきました。
ある意味日本を背負っての土地探しです…！
不動産は売り出し物件とのタイミングの合致、言うなれば「運」や「縁」も必要になってきます。
ですが、「理想の地を見つけるまでは妥協があってはならない」という想いから、本当にたくさんの物件を一緒に回らせていただきました。
右も左もわからない日本の地。
ハウスビルダー選びは大変であったと思います。
数ある奈良の工務店の中から、家族の森の家づくり、なかでも施主様がご興味を持たれ、深く共感いただけたのが、日本最高級銘木吉野材での家づくり。
日本で始める新しい最高の暮らしの基盤を、一緒につくりあげました。
構造材はもちろん川上村産の吉野桧・吉野杉を使用。
吉野杉では一般木材の1.5倍の強度（たわみにくさ）があり、木一本一本の持つ強さから家の安全を支えます。
床にも吉野桧、柱は磨き丸太の吉野桧が二本！
天井を高くし、吉野杉の見せ梁も設けました。
見渡す限りの吉野材で、調湿や木の薫り成分の癒しを長く実感していただけます。
時を経て変化していく木の色味も楽しみですね。
南向きの庭に面した、日当たりのいいリビング。
大きな掃き出し窓、大きな吹き抜け、スケルトンリビング階段の開放的な空間づくりです。
高性能樹脂サッシと断熱性の高いLow-E複層ガラスを使用し、明るくも涼しさ・暖かさのある1年中快適な温熱環境。
家族の森が得意とする「私の家が一番快適」を実現しました。
家族の森が推奨する、快適性と経済性が両立する全館空調🔗「パッシブエアコン」を採用。
このリビングでは既にそのエアコンが搭載されています。
写真右・窓際の床に、暖房用の吹き出し口が見えます。
暖かい空気は下から上へと流れていきますので、床下から暖めるのが最も効率的。
無垢材の床は熱伝導率の加減で温かみを増し、相乗効果を発揮します。
よって、床暖房ナシで、足下から自然な暖かさを実感できます。
さらに、ここで大きな吹き抜けが、暖房効率アップに一役買います。
大きな吹き抜けのおかげで、暖気はそのまま二階に上がっていきます。
パッシブエアコンは、冬場一階の床下のみの稼働にもかかわらず、「エアコンの乾燥した風を直接受けず、ポカポカした家になる」という圧倒的なメリットがあります。
夏は反対に、上から下へ静かに降りてくる、冷気の吹き出し口があります。
シーリングファンをつけているので、より効果を高めることが可能です。
パッシブエアコンは内観をスッキリ保てることからも、人気の全館空調です。
ダイニング横のワークスペースは、ロールスクリーンで切り替えできるようにしました。
間仕切りの手軽さは実生活の利便性へ繋がります。
造作棚を設置し、統一感を大切にしました。
洗面脱衣室は広々と。
朝の忙しい時間でタイミングがかぶっても、ゆとりをもって身支度ができます。
洗面下収納も広くとれるので、お客様が来られてもスッキリ見せることができますね。
二つの洋室から出入りできる、二階インナーバルコニー。
こちらも南に面して広くとりました。
二階インナーバルコニーはベランダのもつ使い勝手の良さ、プライバシーを確保できるプライベートスペースを兼ねます。
洗濯干しはもちろん、水や火を使う作業にも困りません。
軒天には木目材を使用し、さりげなく美しいアクセントを出していきます。
素材となるケイカル板は優れた耐久性（耐火・耐水）を持ち、下地材を守る効果も。
外壁にはジョリパッド塗装。
フランス生まれのこの塗り壁剤、100種以上パターンのデザイン×180種のカラーを組み合すことができる、デザイン性の自由度・高さで人気の塗装です。
フォースター（F☆☆☆☆）という安全性の高さが証明された商品。
ホルムアルデヒドの放散量が少なく、その中でも最高等級に位置します。
そこへ焼杉でアクセントをつけたシンプルな外観。意匠性の高さも目を惹きます。
家族の森が提供できるこだわりをたくさん詰め込んだ、開放的で快適なお住まいが完成しました。
施主様が日本への移住を決められた要因のひとつに、「日本製の建築物は性能が高く、安心感がある」とのことがありました。
日本のもつハード面の力強さは、海外でもまだまだ健在であると感じます。
そのイメージを体現できるよう、施主様・建築士・家族の森とで一体となった、素敵なお家です。
家族の森で建てていただいた家が、これからの日本での生活の大きな支えになりましたら幸いです。
インスタグラムは
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地震に強く、環境や人には優しい「快適さNo.1」の家を建てています。
最高ブランド材である奈良の『吉野材』を軸に据えた、上質で長持ちする住まい。
断熱だけでなく、遮熱と共に夏冬の快適さを約束する『ウレタン遮熱工法』、省エネでありながら静かで体にやさしい全館空調「F－CON・パッシブエアコン」を導入。
もちろん耐震等級3をクリアし、ZEHやG2グレードといった次世代基準のエコな家も実現。
家族の森は伝統が支えてきた建材と最新技術を駆使しながら、「人が住む」ことに真摯な姿勢で家づくりをしています。
ぜひ一緒に、最高の住み心地を追求しましょう。
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